7月!夏です!
去年はヨーロッパツアーの真っ最中だったので、
2年ぶりの7月のニューオリンズでした。
7月2日 土
d.b.a.にて、久しぶりにTrad Starsと。
このバンドは、リーダーのJohn Zarskyがかなりお洒落さんです。
この日はLouis Armstrong特集として、Hot5やHot7の曲だけを演奏しました。
ふーっ。
7月3日 日
Allways Lounge, SUNDAY Swing Party
演奏をお願いしていたドラム奏者の方が当日急きょキャンセルになってしまいましたが、
ここはニューオリンズ。お久しぶりの女流ドラマーCoriさんにお願いして、とても楽しいカルテットとなりました。
トランペットのJamil SherifやサックスのRicardo Pascalも飛び入りしてくれました。
うれしい!
この話、だれも得しないと思うのですが、Jamilとはちょっとしたエピソードがありまして。
6月の最終週、とあるジャムセッションの話...
そこは、トラディショナル・ジャズの「先生」方が生徒さんやお客さん向けにジャムセッションをしていて、
そのお客さんの中に、(私が秋に招待されている)カリフォルニアでのフェスティバルのスポンサーの方がいたので、
ギターの方に誘われて遊びに行きました。
(その日は、そのギターの方とライブの予定だったのですが、
店側のダブルブッキングで、私たちがライブ権を相手バンドに譲ったため、突然暇になった。)
ライブが始まると、「先生」方や、遊びに来ていたプロのミュージシャンのジャムセッションになりました。
私を誘ってくれたギターの方も参加。
その方が、リーダー格の方に「ハルカも来てるよ!」と伝えるも、なんとなく無反応。
そのリーダーの方とも一応共演経験あるのですが、率直に言って、たぶんアジア人があんまり好きじゃないんだと思う。
(根拠は、この方は若手(主に白人)ミュージシャンを、やたらと自分の傘下に入れたがるので。)
その後、Jamilが顔を出すと、大喜びで紹介してステージにあげる、リーダーの方。
Jamilも、「ハルカいるじゃん!」と伝えるも、なんとなく流され...。
私は本当に気にしてなかった、というか、たまたま暇で誘ってもらってきただけだし、
で全然よかったのですが。(スポンサーの方にも会えたし)
周りに気を使わせてしまい、申し訳ないなぁ、と思っていました。
リーダーの方は休憩中、私の耳元で一言、
「あなたをステージにあげたら、ここにいる全員(生徒さんもお客さんも)ステージにあげなきゃいけないじゃない!」
と言われました。あちゃー。...
…という、わりと面白くない話が合ったのですが、
遊びに来てくれて、さらに演奏までしてくれたJamilがこの日、
「あの日は本当に申し訳なかった。あの人のやり方はニューオリンズじゃないと思うよ。
例え、レコーディングセッションでも楽器を持って遊びに来たミュージシャンは、飛び入り大歓迎の街だから。」
と、みんなの前で熱弁してくれて、ありがたかったです。
そんなJamilさんは、長年(少なくとも10年以上)レギュラーを務めていたBourbon Streetのお店を突然やめたそうで、
みんなきっといろいろあるのだなぁと思います。
ふーっ。
7月4日 月
愛ハムスターとのお別れ。涙
7月5日 火
YUKI IZAKAYAでのリーダーライブ...も、この日はちょっと変わった酔っ払い(ちょっと怪しい人)が来て、
私のマイクを盗もうとするし、店員さんにもからむし、
少ないお客さんはそのせいで帰ってしまうし、と散々だったのですが、
ベースのCassidy Holdenに助けられました。
バーテンダーが酒の販売を拒否して、その人がちょっと面倒な感じになっていると
「お兄さん、俺がほかの店でおごってやるから、ちょっと外で話しましょう。」
と声をかけ、そのままその人はどこかへ行ってしまいました。
すごい話術ですね。
仕事の中で、日々英語や人生を勉強させてもらっています。本当に感謝です。
ちなみに、似たような言葉でも、ニュアンスがだいぶ違うようで、
今ちょっと正確な言い回しを忘れてしまったのですが
別の店で昨年末、ミュージシャンとオーナーが何か言い合いになって、
その際にミュージシャンが
「店の外(Street)に行きませんか?」
みたいなことを言っただけで、そのミュージシャンはその店を首になっていました。
そのミュージシャン的には、店の中で話すのも何なので、外に出て話しませんか?
という意味で言ったらしいのですが、
後日、その様子を見ていたほかのミュージシャンがバーテンダーさんにその話をしていたところ、
「いやぁ、その言い回しは、喧嘩を売っているから駄目だよね。」
と言っていました。英語もなかなか難しいですね。
7月6日 水
前日お世話になったAlbanie Fallettaちゃんに誘ってもらって、21st Amendament Bar
なんと、昨年8月にお世話になったSpainのホストファミリー夫妻が遊びに来てくれました。
7月7日 木 - Cha Waツアー
7月24日 日
朝5時、ニューオリンズ帰宅。
シャワーを浴びて仮眠をとって、日曜日朝恒例の、教会でのゴスペル演奏に参加し、
夕方からは再びのリーダーライブ。
Haruka Kikuchi & The Big 4Tune
Live at the Buffa's Lounge
昨年スコットランドでのフェスティバルで出会った、
ロンドン在住のピアニストDom Pipkinをお迎えしてのカルテット。
ツアー帰りということもあり、たくさんの友人が遊びに来てくれてうれしかったです。
7月25日 月
毎週月曜日のお昼は、Bourbon StreetのOpen Cafeで4時間みっちり、外演奏。
夜は、再びのYUKI Izakaya。
7月26日 火
Swing Bandのリハーサルを終えて、
夜はかなり久しぶりに野球を見に行きました。
対戦相手のアイオワカブスにいた、川崎宗則選手をお見掛けしました。
日本人の方が頑張っている姿を見ると、なんだかやっぱりうれしいです。
7月27日 水
Gentilly StompersのCatie Rodgersちゃんのお誕生日ライブ。
7月28日 木
念願の!アップタウンの老舗、Dos Jefesにてリーダーライブ!!
7月29日 金
再びのYuki Izakaya、初めての金曜日ライブ。
休憩時間に、向かいの店でやっていたKermit Ruffinsのライブに飛び入りに行ったら、
今度は彼が遊びに来てくれた!ニューオリンズ最高!
7月30日 土
なかなか忙しい日。
午後3時から6時45分まで、Bourbon StreetのOpen CafeでJazz Trio、
休憩中に荷物をすべて車のトランクに詰め込み、
(次の現場がパレードの仕事で、楽器だけを持参とのことなので)
走って次の現場、カジノの前へ。
FestiGalsという、マルディグラクルーの女の子バージョンパレードでした。
そこから、タクシーでLittle Gem Saloonに移動。
Kermit Ruffins & The BBQ Swingersのライブに復帰。
ふーーっ
7月31日 日
どうにか朝起きて、バプティスト教会のゴスペル演奏。
子供たちがチャリティーのためにTシャツを作るということで寄付購入。
もう、ツアーからとっても疲れていたので、帰宅して即昼寝...
目覚ましをかけたはずだけど、目が覚めたのは午後6時過ぎ、
携帯電話を見ると着信アリ。
「7時からFrenchmen Streetで演奏あるんだけど、来られる?」
どーん!結局飛び起きて、服を着替えていきました。
なかなか演奏頻度の多い7月でした。ありがとうございました。
今後も精進します!
【お知らせ】
facebookページ 日々更新中です。
最新情報はこちらから。
https://www.facebook.com/harombone/
ホームページも更新しました。
http://harombone.com
トロンボーン: 菊池ハルカ
Trombone: Haruka Kikuchi